院長 / 藤井 亮太

”向いていない”と言われた修業時代

初めて勤めた整骨院で教えられたことは、とにかく強く押すマッサージでした。

右も左もわからなかった私は、言われた通り強く押す練習をする日々。

しかし私は関節が硬くて親指が反らないため、強く押すとどうしても刺さるような感覚があったのです。

指導していただいた先生からは「マッサージに向いてない指だね」と言われ、凹んだのと同時にとても悔しい思いをしました。

指を反らすためにアイロン板を押すように言われ、言われた通りやってみましたが指が痛くなるだけでまったく変わりません。

「本当に自分は向いていないんじゃないか…」

とても不安でした。

このままではダメだ…

その後も練習は続け、患者さんに施術をしていくようになりましたが、ある疑問が生まれました。

「強く押すマッサージで本当に不調は改善しているのだろうか?」

施術後は症状が軽くなっても元に戻ってしまう患者さんを見て、今のままではダメだと感じた私は、環境を変えるため新たな整骨院で働くことを決意しました。

そして、根本から不調を改善させる技術を得るというのを目標に「ストレッチ」「体幹トレーニング」「コンディショニング」「プロのトレーナーの施術法」など、あらゆる勉強会に参加しました。

MB式整体との出会い

様々な勉強会に参加する中で、当時働いていた整骨院の院長に「MB式整体」の勉強会を紹介していただきました。

初めは興味本位で参加したのですが、講師の松井先生のお話や知識、そして何よりも優しくソフトなタッチなのに体が変化する技術に度肝を抜かれました。

「この整体法なら、患者さんの不調を取り除いてあげられる」

そう確信した私は、この技術を自分のものにしたいと強く思い、1年間で行われる勉強会すべてに参加することにしました。

そして、気づけば勉強会に参加し続けて4年が経ちました。

今では「MB式整体」が施術のベースとなり、たくさんの患者さんに効果を実感していただいています。

なぜ”肩こり改善専門院””なのか

ある日、勤めていた整骨院のオーナーから「この院を1人でやってみないか?」と、お話をいただきました。

いつか開業したいと思っていた私は、このお話を有難く受け念願の自分の院を持つことができました。

そして「肩こり改善専門院」にしたのには理由があります。

まず、スマホやパソコンの普及で現代の生活環境がガラッと変わり、ほとんどの方が肩こりに悩んいるということ。

また、マッサージを受けるだけでその場しのぎをしている方があまりにも多いこと。

自分が学んできた技術を使えば、肩こりに悩む人達を救えると思い「肩こり改善専門院」として一歩を踏み出しました。

今では、マッサージでも良くならない肩こりや頭痛が出るほどの肩こりに悩んでいた方が、当院の施術で楽になられるのを見て大変うれしく思っています。

ふじい整骨院